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きょうの国内市況(10月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、米経済対策協議の難航と感染再拡大警戒-午後下げ渋り

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  東京株式相場は小幅続落。新型コロナの欧米での感染拡大が警戒された上、米国の追加経済対策協議が大統領選までに合意する可能性がほぼなくなったことが重しになった。一方で日本の感染状況が抑制されていることや中長期的な視点からは米国の追加経済対策への期待も続いていることが下値を支えた。

  • TOPIXの終値は1.45ポイント(0.09%)安の1617.53
  • 日経平均株価は8円54銭(0.04%)安の2万3485円80銭

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは、短期的には米国の追加経済対策の遅れや欧米での感染拡大が懸念されていると述べた。その上で市場参加者は中長期的には米国の経済対策について、政権と上下両院で全て民主党が過半数を占める「ブルーウエーブ」となれば、ある程度の規模感のものが出てくるとの期待から強気姿勢を崩していないとみる。「中期的な好材料と短期的懸念との綱引き相場だった」と話している。

  • 東証33業種は空運、鉱業、ゴム製品、海運、鉄鋼など幅広く下落
  • 任天堂の上昇がけん引したその他製品や精密機器、情報・通信が上昇

●債券上昇、海外コロナ再拡大でリスク回避の買い-2年入札は無難通過

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  債券相場は上昇。米欧の新型コロナウイルス感染再拡大で世界経済の先行き不透明感が強まり、リスク回避の買い圧力が掛かった。この日に実施された2年債入札は無難な結果との指摘が聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.025%
  • 長期国債先物12月物の終値は7銭高の152円00銭。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継ぎ、寄り付きから堅調に推移し、一時は152円5銭まで上昇

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米国の新型コロナ感染再拡大も意識され始めており、海外市場のリスク回避の動きを受けて国内でも債券がしっかり
  • ただ、米大統領選挙を控えてさまざまな不透明要因があるため積極的な取引はなく、利回りの低下は限定的
  • 大統領選が終わるまで持ち高調整が中心になると思われ、下値では買われるが、国債増発への警戒感で上値を買う動きはない

2年債入札

  • 最低落札価格は100円45銭5厘と、市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.98倍と、前回の4.02倍を下回り、昨年9月以来の低水準
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は6厘、前回は5厘
  • 岡三証の鈴木氏
    • 銀行勢による担保需要に加え、足元ではリスク回避の安全資産需要や海外勢の日本国債買いが回復傾向ということもあり、無難に消化

●ドル・円は小幅安、日本株安や米金利低下が重し-104円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に下落。前日の米株安の流れを引き継ぎ下落して始まった日本株や米株先物が下げ渋るとリスク選好のドル売りがやや優勢となった。米長期金利の低下もドルの重しとなった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時19分現在、前日比0.1%安の1ドル=104円69銭。ここまで104円89銭を高値に一時104円68銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドル指数は前日比0.2%安の1160.45。ここまで1162.90を高値に一時1160.00まで下落

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • きのうのリスクオフの調整がアジア時間で入っており、リスクオンのドル売りに傾いてきている
  • ドル・円は米金利が低下する中で105円台の重さを確認。下がりやすいが下値を攻める雰囲気にはなっていない。水準的にも非常に動きづらいところで推移
  • 米追加経済対策は時間的に米大統領選前の合意は不可能となっており、目先は相場の材料から外れている
  • あす以降の豪物価統計やカナダ中銀、日銀、欧州中央銀行の政策決定、英EU(欧州連合)通商交渉といった材料に注目だが、きょうは材料難でエアポケットに入っている
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