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中長期債が上昇、米金利低下で買い優勢-円高が支援材料との声も

更新日時

債券相場は中長期債中心に上昇。前日の海外市場で米金利が低下した流れを引き継ぎ買いが優勢だった。為替相場で円高が進行していることも支援材料になったとの声が出ていた。

  • 新発5年債利回りは前日比1.0ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.11%
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.02%
  • 新発30年債と新発40年債の利回りはそれぞれ0.63%、0.66%と横ばい
  • 長期国債先物12月物の終値は10銭高の152円10銭。前場に一時152円17銭まで上昇した後は上げ幅をやや縮小して推移した
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 独10年債利回りがマイナス0.6%を下回ってきており、欧州の投資家にとって日本国債の妙味が高まり、10年債や20年債の底堅さにつながった
  • 海外金利低下で先物が上がっており、つれて5年債も強かった
  • 米大統領選が近づき持ち高を動かしづらい面もある

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 円高基調が明確になっており、債券先物が3日連騰するなど債券市場も円高リスクを気にし始めている
  • 新型コロナウイルス感染再拡大で欧州経済の二番底懸念が高まっており、29日の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加緩和が示唆されれば円高も
  • 円の対ユーロ相場が直近の上値である1ユーロ=122円を上回ってくると一気に円高になるリスクも

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.110%0.020%0.400%0.630%0.660%
前日比横ばい-1.0bp-0.5bp-0.5bp横ばい横ばい
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