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中国、9月に米国からの輸入拡大-貿易合意の年間目標達成なお程遠く

  • 中国が第1段階合意下で購入した金額は9月に99億ドル-月間で最大
  • 景気回復で輸入は徐々に増加も目標達成に向けた進捗率は38.5%

中国は9月に米国産品の購入を増やした。景気回復が寄与したが、米国との第1段階の貿易合意で設定した年間目標の達成にはなお程遠い。

  合意下での中国の米国産品購入額は先月99億ドル(約1兆400億円)に達し、月間としてこれまでで最大となった。石油と大豆、自動車の輸入が大幅に増えた。ただ、中国税関総署のデータに基づくブルームバーグの算出によると、1700億ドル超を購入する通年目標の達成に向けた進捗(しんちょく)率は38.5%にとどまっている。

Purchases Accelerated

Farm and energy shipments surged in September on month

Source: Bloomberg calculations based on official Chinese data

  中国は今年1月に署名した第1段階合意で2021年末までに17年の水準に比べて米国からのモノ・サービス購入を2000億ドル増やすと約束。新型コロナウイルス感染拡大で1-3月(第1四半期)は需要が落ち込み、こうした計画の一部に大きな影響が出たが、それ以降は景気回復の勢いが増し、輸入は徐々に加速している。

  9月の米エネルギー購入は前月に比べて約75%増えた。中国は過去最大規模で米国から原油を輸入した。一方、農産品の輸入額は約60%増え、大豆輸入が600%余り拡大。綿花購入も増えた。中国の米国からの自動車購入は9月に大幅増となり、製品輸入全体を押し上げた。

原題:China Ramps Up Imports from U.S. as Trade Deal Target Looms(抜粋)

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