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ドル・円は小幅安、日本株安や米金利低下が重し-104円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に下落。前日の米株安の流れを引き継ぎ下落して始まった日本株や米株先物が下げ渋るとリスク選好のドル売りがやや優勢となった。米長期金利の低下もドルの重しとなった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時19分現在、前日比0.1%安の1ドル=104円69銭。ここまで104円89銭を高値に一時104円68銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドル指数は前日比0.2%安の1160.45。ここまで1162.90を高値に一時1160.00まで下落

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • きのうのリスクオフの調整がアジア時間で入っており、リスクオンのドル売りに傾いてきている
  • ドル・円は米金利が低下する中で105円台の重さを確認。下がりやすいが下値を攻める雰囲気にはなっていない。水準的にも非常に動きづらいところで推移
  • 米追加経済対策は時間的に米大統領選前の合意は不可能となっており、目先は相場の材料から外れている
  • あす以降の豪物価統計やカナダ中銀、日銀、欧州中央銀行の政策決定、英EU(欧州連合)通商交渉といった材料に注目だが、きょうは材料難でエアポケットに入っている

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 米大統領選を控えた中で株に振らされる展開。ドル・円は104円の固さも105円台の重さも確認され、このレンジでの動きがしばし続きそう
  • 株価も値幅を伴って下げてもすぐに反発してしまうためリスクオフが続かない。ただ、米大統領選を控え、積極的に買えない状況で調整的に下がるリスクはある
  • ドル・円では、リスクオフのドル買いと円買いの流れは変わらない。米金利が低下している分やや下値リスク
  • 米追加経済対策は、海外株安で選挙前合意ができないことは織り込んだ感じ。新型コロナウイルス感染再拡大もロックダウンという言葉にのみ反応して、相場の材料として持続性に乏しい
ドル・円は104円台後半で小動き

背景

  • 米民主党のペロシ下院議長とムニューシン財務長官は26日、経済対策を巡り電話協議を行ったが、合意には至らなかった
    • 上院議員はこの日、ワシントンを離れる予定。合意が差し迫っている兆候もなく、11月3日前に経済対策案が策定され可決・成立する可能性はほぼなくなった
  • 米国で高年齢層の新型コロナ感染が増加傾向、当初の若年層中心から
  • 日経平均株価は前日比8円安で取引を終えた。一時は262円安まで下げ幅を拡大
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