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米国がWTOに上訴、対中関税をルール違反とする判断を不服

トランプ米政権は26日、中国からの輸入品2340億ドル(約24兆5000億円)余りに同政権が課している追加関税を国際貿易ルール違反とした世界貿易機関(WTO)紛争処理小委員会(パネル)の判断を不服として上訴した。

  米国は二審に当たるWTO上級委員会の新メンバー指名を阻止することで紛争解決プロセスを機能停止に追い込んでいるため、米国の上訴によってパネルの判断は事実上、意味がなくなる。

  中国はWTO上級委が機能停止になっている状態を悪用するものだとして米国の上訴を非難。WTOの判断を貿易システムにおける多国間主義の一国主義に対する勝利だとたたえた。ブルームバーグが準備原稿を入手した。

  トランプ政権は、WTOの判断は今年1月に署名した第1段階米中合意には影響しないとしている。

  ブルームバーグが入手した準備文書によると、米国のWTO代表は、関税は中国の強制的技術移転の問題に対処する唯一の利用可能な手段だと主張している。

原題:
U.S. Appeals WTO Ruling That Trump’s China Tariffs Were Illegal(抜粋)

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