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バイデン氏遊説加速、トランプ氏も激戦州で攻勢-16年と異なる事情も

  • バイデン氏の選挙スタイルはトランプ氏より賢明に見えるとの見方も
  • トランプ氏は重要州の小都市で1日に複数の集会を開催している

米大統領選が1週間後に迫る中で、民主党候補のバイデン前副大統領は遊説のペースを加速させており、伝統的な激戦州に加え、最近まで勝ち目がなさそうに見えた州の一部も訪問する計画を公表した。

  バイデン氏は27日のジョージア州、29日のフロリダ州に加え、30日にアイオワ州とウィスコンシン州を遊説する予定。ただ、それでも1日に3回も集会を開催し、激戦州で集中的なキャンペーンを行うトランプ大統領には及ばない。

  両候補は2016年大統領選の戦略を繰り返しているようにも見える。トランプ氏が重要州の小都市で1日に複数の集会を開く一方、バイデン氏は公の場に出るのを控えている。16年の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の遊説ペースも、過去の主要政党の候補者と比べるとはるかに見劣りした。僅差で敗れたウィスコンシン州を同氏が訪問しなかったことへの不満の声が、選挙後に民主党内から噴出した。

Joe Biden Campaigns For President In Pennsylvania

ドライブイン集会を開いたバイデン氏(ペンシルベニア州ブリストル、10月24日)

写真家:ドリューアンジェラー/ゲッティイメージズ

  バイデン氏の支持者らによると、新型コロナウイルスの感染拡大と、テレビやオンライン広告主体のバイデン氏の選挙戦スタイルが、集会による感染拡大が不安視されるトランプ氏よりもバイデン氏を賢明に見せており、今回は事情が異なる。

  こうした状況は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を重大視するバイデン氏の主張を補強する効果もある。米国の新型コロナによる死者数が22万5000人を上回り、トランプ氏自身も今月感染し入院したにもかかわらず、これを見くびるような同氏の姿勢は変わっていない。

原題:Biden Picking Up Campaign Pace as Trump Blitzes Battlegrounds(抜粋)

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