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第一生命:円債やオルタナティブ残高増加、国内株減少-下期運用計画

第一生命保険は下期運用計画で、2024年3月までの金利・株式のリスク量削減を目指し、円建て債券を積み増して債券デュレーションを長期化する一方、国内株式の残高を削減する。甲斐章文運用企画部長が27日、記者説明した。

  • 円建て債券は金利リスク削減のための長期固定金利の負債の金利変動リスクを相殺する責任準備金対応債券の積み増し、プロジェクトファイナンス、アセットファイナンスへの投資で残高を増やす
    • 一定程度、金利水準によらず国債を積み増す方向だが、市場インパクトも勘案しながら金利水準が上がってくれば加速させることも考える
  • ヘッジ外債残高は国内外の金利動向を踏まえ機動的にコントロール
  • オープン外債の残高はリスク許容度や為替水準次第でコントロール
  • 国内株はリスク管理を目的とした売却などで残高は減少する見込みだが、株価水準次第で機動的に調整する
  • 外国株残高はリスク許容度や株価水準次第
  • オルタナティブ資産の残高は増加
    • ヘッジファンドはリスク分散につながるファンドの投資を継続、プライベートエクイティはバイアウントファンド・インフラファンドなどの投資を強化
  • 貸し付けは横ばい
  • 不動産残高は増加
  • ESG(環境・社会・企業統治)情報を織り込んで投資判断するESGインテグレーション対象資産を拡大
    • 9 月から外国株式の運用目標(ベンチマーク)にESG指数(MSCI ACWI ESGユニバーサル指数)を採用
    • 国債に対してのインテグレーションも検討中
  • 2020年度下期の想定レンジ(年度末)
    • 国内金利(10年国債)が-0.20%~0.20%(0.00%中心)
    • 米国金利(10年国債)は0.00%~1.50%(1.00%中心)
    • 日経平均株価は2万円~2万7000円(2万5000円中心)
    • 為替水準は1ドル=100円~110円(106円中心)、1ユーロ=115円~135円(125円中心)
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