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日本株は続落、米経済対策協議の難航と感染再拡大警戒-午後下げ渋り

更新日時
  • コロナ再拡大で欧州では制限強化の波、米国株は1カ月ぶり大幅安
  • 米民主党と政権は経済対策で合意できず、マザーズ指数は乱高下

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27日の東京株式相場は小幅続落。新型コロナの欧米での感染拡大が警戒された上、米国の追加経済対策協議が大統領選までに合意する可能性がほぼなくなったことが重しになった。一方で日本の感染状況が抑制されていることや中長期的な視点からは米国の追加経済対策への期待も続いていることが下値を支えた。

  • TOPIXの終値は1.45ポイント(0.09%)安の1617.53
  • 日経平均株価は8円54銭(0.04%)安の2万3485円80銭

〈きょうのポイント〉

  • コロナ、フランスの入院患者急増、チェコ全土で夜間外出禁止へ
  • 米民主党と政権、経済対策合意できず-大統領選前の可能性ほぼなくなる
  • CBOEボラティリティ指数(VIX)は32.46と9月3日以来の高水準

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは、短期的には米国の追加経済対策の遅れや欧米での感染拡大が懸念されていると述べた。その上で市場参加者は中長期的には米国の経済対策について、政権と上下両院で全て民主党が過半数を占める「ブルーウエーブ」となれば、ある程度の規模感のものが出てくるとの期待から強気姿勢を崩していないとみる。「中期的な好材料と短期的懸念との綱引き相場だった」と話している。

  東証マザーズ指数の下落率は一時3%を超える場面もあったが、一転上昇して1200ポイント台を回復してる。前川氏は、欧米で感染対策の効果が出てくるまでは再度コロナ禍での悪影響を受けにくい銘柄への物色が続く可能性があると述べた。

  • 東証33業種は空運、鉱業、ゴム製品、海運、鉄鋼など幅広く下落
  • 任天堂の上昇がけん引したその他製品や精密機器、情報・通信が上昇
TOPIXの推移
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