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異例の米大統領選、投票日夜の最重要な数字は「未集計票」

  • 郵便投票の急増で激戦州での集計は遅れる可能性がある
  • 郵便投票の開票や集計の開始可能時刻は州ごとに異なる

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11月3日の米大統領投票日の夜、トランプ大統領とバイデン前副大統領のどちらが勝者かを知るためには、新たに導入される統計が最も重要になりそうだ。

  今回の選挙は新型コロナウイルスの影響で郵便投票が前例のない規模に膨らんでいるため、開票や集計の作業が一様には進まず、主要激戦州での勝敗確定が遅れる可能性がある。

  こうした状況を受け、主要激戦州の選挙管理当局者とAP通信は、選挙日当日に未集計票がどれだけあるかを推定するための新たな方策を取り入れている。

米大統領選の激戦州、多数の郵便投票が選挙日後も未集計になる恐れ

Early Voting Maryland

期日前投票のために並ぶボルティモアの有権者(26日)

写真家:J。伯爵夫人/ゲッティイメージズ

  AP通信は特定の選挙区については、「推定される予想投票率」を使った結果の発表を計画している。それには、郵便投票や在外投票などを含め、AP通信が投票されたと見込む全ての票が含まれる。

  また、ペンシルベニアやオハイオなど一部の激戦州では、候補者間の非公式な得票差が暫定勝者を判断するのに十分なほど開いているかを明確にするため、未集計票の数を公表する計画だ。

  ペンシルベニア州やウィスコンシン州では、投票日当日まで郵便投票の開票作業を始めることさえ認められていない。対照的に、フロリダ、ノースカロライナ、アリゾナなどの各州は、選挙日の前に郵便投票の集計を開始できる。 

  米選挙プロジェクトによると、今回の選挙ではすでに、4000万人余りが郵便投票を済ませている。2016年の前回選挙での郵便投票は計2420万票だった。

参考記事
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米ミネソタ州の郵便投票、不正につながらない-連邦地裁判事
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原題:
Election Night’s Most-Crucial Number Is Votes Yet to Be Counted(抜粋)

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