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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • 史上最大のアントIPO、アストラのワクチン高齢者に免疫応答
  • デフォルト債紙切れに、再選なら株上昇、米国債の投資判断引き下げ
Employees walk through the Ant Group Co. headquarters in Hangzhou, China, on Monday, Sept. 28, 2020. 

Employees walk through the Ant Group Co. headquarters in Hangzhou, China, on Monday, Sept. 28, 2020. 

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Employees walk through the Ant Group Co. headquarters in Hangzhou, China, on Monday, Sept. 28, 2020. 
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

「5年前だったら、いや3年前でも考えられなかったことだ」と語るのは、中国の電子商取引会社アリババグループの創業者、ジャック・マー氏です。史上最大規模となるアントの新規株式公開(IPO)が、ニューヨークではなく上海と香港で実現することは、世界経済の潮目が変わった象徴的な事件として後世で思い起こされるのかもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

史上最大

アリババグループ傘下の金融会社アント・グループは、上海と香港での新規株式公開(IPO)でそれぞれ170億ドル(約1兆8000億円)余りを両市場から集める見通しだ。両市場を合わせたIPO規模はグリーンシューオプション行使前で約345億ドルと、昨年のサウジアラムコのIPO(290億ドル)を上回り、史上最大となりそうだ。

貴重な朗報

英オックスフォード大学とアストラゼネカが共同開発した新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン候補の臨床試験で、年齢が高めの成人と高齢者に強い免疫応答が見られた。新型コロナでは、高齢者で重症化のリスクが最も高い。今回の発表によれば、年齢が56歳以上の参加者で副作用が小さいことも示された。 

利回り追求の帰結

無担保の債券がデフォルト(債務不履行)となった場合の回収額は、かつて額面1ドル当たり40セント程度が標準的だったが、今ではたったの1セント、あるいはそれすら回収できないという悲しい見通しになっている。超低金利は高リスク企業に投資家保護の薄い債券の発行を促し、リターンを追い求める投資家がそれを喜んで購入した。経済に新たな痛みの波が押し寄せる中、そのつけが回ってきた。

株は2桁台の上昇

JPモルガン・チェースのドゥブラフコ・ラコス・ブハス氏は、トランプ大統領が再選を果たした場合の最も楽観的なシナリオとしてS&P500種株価指数が年末時点で3900まで押し上げられると予想。23日終値から12.5%上昇する計算になり、同社の基本予想を300ほど上回る。民主党の圧勝とそれに続く景気支援策の合意を、強気シナリオと認識するトレーダーらと一線を画する。

米国債は評価低下

ブラックロックは米国債に対する投資評価を引き下げた。民主党が大統領職と上下両院を支配し、大規模な財政拡大に踏み切る可能性が高まっていると指摘。そうなった場合、市場はインフレ上昇を前倒しで織り込みにいくだろうと予想した。「このため、戦術的に通常の利付国債に対する評価を引き下げ、インフレ連動債の評価を引き上げた」という。

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