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UBS、上級行員の固定給を増やしボーナス削減へ-報酬制度見直し

スイスの銀行UBSグループは、一部の上級行員の固定給を最大20%引き上げる計画だ。競合他社による人材引き抜きを防ぐことが目的。

  計画について詳しい関係者によると、UBSの検証で、同じ役割の行員間および同業他社との間で基本給に差があることが分かった。そこで基本給が低い行員の給料を引き上げ、ボーナスを減らすことにしたという。

  「UBSは定期的に全体的な報酬体系を分析する。これにより競争力を維持するために一部の給与水準を選択的に調整している。しかし、給与を変更しても報酬全体は変わらないようにする」と広報担当者が説明した。

  関係者によると、変更は全ての地域のエグゼクティブディレクターからマネジングディレクターで、同行が失いたくない人材が対象になる。UBSはこのほかにも、退職時のボーナス受け取りを容易にするなど報酬規定に多数の変更を行っている。より若手の従業員については1週間分の給料を余分に支払っている。

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  基本給の変更は2020年1月1日にさかのぼって実施する。これまでは、ラインマネジャーらが給料の不均等をボーナスで調整していたが、今後はボーナスを特に成果を上げた従業員に報いるためのものとする。20年のボーナス原資は来月割り当てられる予定。

原題:UBS Set to Boost Fixed Pay, Cut Bonuses in Compensation Revamp(抜粋)

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