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Photographer: Buddhika Weerasinghe/Bloomberg
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米から輸入された日本の金利上昇、国債強気派にとって好機か

Commercial and residential buildings stand on the skyline at dusk in Osaka, Japan, on Thursday, May 21, 2020. Japan's Prime Minister Shinzo Abe told reporters that if the current trends of new infections continue, he believes it's possible to lift the state of emergency in Tokyo as well as surrounding prefectures and Hokkaido as early as May 25. Abe was speaking as the emergency is lifted in Osaka and two neighboring prefectures.
Photographer: Buddhika Weerasinghe/Bloomberg

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11月3日の米大統領・議会選を受けて米国債および世界の債券の利回りが上昇した場合、日本の弱いインフレ見通しを踏まえると、日本国債の強気派にとって好機となる可能性がある。

  日本の利回り曲線は米国と共にスティープ(傾斜)化が進んでいる。米国債に定着したリフレのテーマが世界の債券市場に波及しているためだ。10年物と30年物の日本国債利回りの格差は2019年4月以来の高水準に近づいている。

  日本のインフレ期待も同様に上向いている。インフレ連動債の利回りは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を大きく上回っている。

Japan's yield curve steepens as inflation expectations creep higher

  ただ、30年債利回りは既に今年の最高水準に近く、さらなる上昇の根拠を示すのは難しいように見える。

  また、米民主党がホワイトハウスと上下両院を制する「ブルーウェーブ」シナリオが実現した場合、リフレの勢いが強まることで、米国債利回りはさらに上昇し、ドルは下落する可能性がある。

  これによって日本銀行への圧力が高まることで、追加量的緩和に道を開き、日本の金利上昇の動きは短命に終わる可能性がある。

原題:An Imported Rise in Japan’s Yields Could Be Manna for Bond Bulls(抜粋)

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