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LIBOR移行プロトコル、ISDA公表-代替指標に切り替え加速も

  • 標準化された契約言語により移行条項の契約への組み入れが可能に
  • バークレイズやゴールドマン、JPモルガンも新たな枠組みに参加

 

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国際的な金利指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)公表の恒久的停止に向け、代替指標のより広い採用に道を開く「標準化された契約言語」を国際スワップデリバティブ協会(ISDA)が23日に公表した。

  LIBOR公表停止への備えが十分でない法人も、新たな法的プロトコル(手続き)により移行条項の契約への組み入れが可能になる。LIBORから代替指標への移行が加速すると法律専門家も期待する。

  バークレイズとゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、クレディ・スイスを含む金融機関およびイングランド銀行(英中央銀行)も新たな枠組みに既に加わった。

  クリアリングハウス(清算・決済機関)は今月に入り、想定元本80兆ドル(約8390兆円)余りの金利スワップについて、価値の評価に用いる参照金利を実効フェデラルファンド(FF)金利から、LIBORの代替指標である担保付翌日物調達金利(SOFR)に切り替えた。

  LIBORは2021年末にも公表が恒久的に停止される。移行期限が迫る中で、ISDAの新たな法的プロトコルは、法人が複雑な再交渉や「崖っぷち」シナリオを回避するために役立つ見通しだ。

  デリバティブ(金融派生商品)のプロトコルが、LIBOR公表停止で重要な役割を果たすと英金融行動監視機構(FCA)を含む規制・監督機関も認識している。ただ、それでも定型的な表現が全ての法人の最善の利益につながらないのではないかという不安は払拭(ふっしょく)されていない。

  

SOFR on the Rise

Trading in swaps tied to U.S. replacement rate takes off

Source: Bloomberg/Depository Trust & Clearing Corporation

Note: October figure captures trades until the 22nd

原題:Libor End Game Enters Next Phase With New Derivatives Protocol(抜粋)

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