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【米国市況】S&P500種、1カ月ぶり大幅安-コロナ再拡大を警戒

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26日の米株式相場は約1カ月ぶりの大幅安。新型コロナウイルス感染再拡大で世界経済に打撃が及ぶとの警戒が広がったほか、大統領選前に経済対策が成立するとの期待が後退した。

  • 米国株は大幅安、エネルギーや資本財銘柄の下げ目立つ
  • 米国債は上昇、10年債利回り0.8%
  • ドルが上昇、逃避需要-対円は104円後半
  • NY原油は続落、需要悪化見通しで
  • 金先物ほぼ変わらず、リスク敬遠でわずかに買い優勢

  エネルギー株と資本財銘柄の下落に押され、S&P500種株価指数は一時2.9%下落。その後は大手テクノロジー株が持ち直す中、下げ幅を縮小した。ボーイングとロッキード・マーチン、レイセオン・テクノロジーズは、台湾への武器売却を巡り中国が3社に制裁を計画していることが嫌気されて下落した。

  S&P500種は前週末比1.9%安の3400.97。ダウ工業株30種平均は650.19ドル(2.3%)安の27685.38ドル。ナスダック総合指数は1.6%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して0.8%。

Odds on a Blue Wave in next month's elections drop toward 50/50

  11月3日の選挙日までに経済対策をまとめるには時間がなくなりつつあるが、投資家は協議の行方を依然注視している。新型コロナに関しては、米国の感染者数がここ数日に過去最多となったほか、欧州では流行が始まった当初導入した厳格な措置に近い対策も講じられている。

  GLOBALTインベストメンツのポートフォリオマネジャー、キース・ブキャナン氏は「経済対策は思ったほど早くは実現しなさそうだが、ウイルスは思ったよりも早く広がっている」と指摘。「これら2つの組み合わせが、市場に現実直視を促している」と述べた。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。米国のコロナ感染者増加や景気対策交渉の行方を巡る不透明感を背景に、逃避目的の買いが入った。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=104円84銭。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.1810ドル。

  ニューヨーク原油先物は続落。3週間ぶりの安値となった。新型コロナ感染拡大に加え、米景気対策の合意観測が弱まっているため、需要見通しが悪化するとの思惑から売りが続いた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は1.29ドル(3.2%)安い1バレル=38.56ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.31ドル下げて40.46ドル。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。リスクを敬遠する動きからわずかに買いが優勢になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は50セント(0.1%未満)高い1オンス=1905.70ドルで終了した。

原題:S&P 500 Tumbles Most in a Month on Virus Spread: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Rises Against Peers on Stimulus Standstill: Inside G-10(抜粋)

Oil Falls With Dimming Stimulus Chances and Surging Virus Cases(抜粋)

Copper Extends Retreat on Stimulus Pessimism; Gold Steadies(抜粋)

(相場を更新し、コメントなどを追加します)
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