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SAP、20年通期の売上見通し引き下げ-株価急落

更新日時
  • 通期売上高見通し272億-278億ユーロ、従来予想278億-285億ユーロ
  • 7-9月営業利益は12%減の20.7億ユーロ、予想下回る-4%の減収

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ドイツの企業向けソフトウエア会社SAPは25日、2020年通期見通しを引き下げ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が「少なくとも」2021年前半を通じ需要を損なうと予想した。ロックダウン(都市封鎖)の新たな波が世界中で事業に打撃を与えている。

  発表資料によれば、特にパンデミックによる打撃が大きい業界で、クラウド収入と全体の売上高、営業利益に関する目標達成が1、2年遅れる見込み。SAPの株価は26日の取引で一時20%を超える下落となった。

Shares, euros, year to date

  新たな通期の調整後売上高見通しは為替変動の影響を除いたベースで272億-278億ユーロ(約3兆3700億-3兆4500億円)。従来予想は278億-285億ユーロだった。出張・経費管理クラウドのコンカー事業について、今年の出張関連の売り上げ増加はもはや見込めないとしている。営業利益は81億-85億ユーロの見通し(従来予想は最大87億ユーロ)。

  7-9月(第3四半期)の非国際会計基準(IFRS)ベースの営業利益は前年同期比12%減の20億7000万ユーロ。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は21億5000万ユーロだった。売上高は4%減の65億4000万ユーロ(アナリスト予想平均68億9000万ユーロ)。

原題:SAP Shares Collapse After Lockdowns Force Cuts to Revenue (1)SAP Cuts 2020 Sales Outlook Citing Covid-19 Impact on Demand (2)(抜粋)

(2段落目に26日の株価動向を追加して更新します)
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