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長期債を中心に上昇、米長期金利低下で買い優勢-オペ結果の影響限定

更新日時

債券相場は長期債を中心に上昇。米国の長期金利が時間外取引で低下したことを背景に買いが優勢となった。日本銀行が実施した国債買い入れオペでは残存期間25年超がやや弱めの結果となったが、相場への影響は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.03%
  • 新発2年債利回りはマイナス0.135%、新発5年債利回りはマイナス0.10%といずれも横ばい
  • 長期国債先物12月物の終値は11銭高の151円93銭。朝方から買いが先行し、一時は151円97銭まで上昇。その後は上げ幅を縮小したが、引けにかけて再び買いが優勢となった
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 米長期金利が時間外取引で低下したことを受けて先物は堅調
  • 40年債は長い年限の国債が欲しい投資家がたんたんと買っている
  • 30年債が先週弱かった流れで需要が悪化しており25年超のオペはやや弱い結果だったが、相場への影響は限定的だった

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 米長期金利が時間外取引で低下したことや日経平均株価が下げに転じたことが先物の買い材料に
  • 米長期金利が時間外取引で低下したのは先週売られた反動か
  • 日銀オペは25年超がちょっと弱かったが、300億円と規模が小さくちょっとした売買で振れることもあり、総じて波乱はなかった

日銀オペ

  • 対象は残存1年超3年以下、3年超5年以下、10年超25年以下、25年超。買い入れ額は各ゾーンで前回から据え置き
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧(表)

背景

  • 23日の米10年物国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.84%程度。この日の時間外取引で一時0.81%まで低下
  • 日経平均株価は22円25銭安の2万3494円34銭

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.100%0.030%0.405%0.640%0.670%
前週末比横ばい横ばい-0.5bp-0.5bp横ばい横ばい
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