コンテンツにスキップする

J&J、1月にもコロナワクチン提供準備整う可能性-治験再開へ

更新日時
  • 英アストラゼネカも米での治験再開でFDAの承認確保
  • 両社の治験は被験者に症状が見られたことから中断していた

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の公共衛生研究・開発責任者、ルクサンドラ・ドラギア・アクリ氏は世界医学サミットでのプレゼンテーションで、同社が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンについて、来年1月には緊急使用向けに最初の分を提供する準備が整う可能性があるとの見通しを示した。

  J&Jは23日、安全性の懸念から中断されている最終段階の大規模臨床試験を再開する計画を明らかにした。6万人参加の同試験の暫定結果は年内に判明する見込み。

  同社は23日の発表資料で、米食品医薬品局(FDA)との協議後、被験者の募集再開の準備を進める考えを表明。データの安全性をモニターする独立した諮問委員会が治験の継続を勧告した。同社は今月、治験参加者が病気になったことから臨床試験を中断した。

  英アストラゼネカはこれより先、FDAから治験再開の承認を得たと発表。同社は英国での被験者に神経症状が現れたため、治験を中断していた。FDAが世界中のデータを検証し、再開しても安全だと決定したという。

  両社の治験再開が認められたことにより、ここ数週間にわたって投げ掛けられていたワクチン開発取り組みへの影が取り払われることになる。両社は米ファイザーやモデルナと共に、ワクチン開発で先頭を走っている。

J&Jとアストラのワクチン治験、今週にも再開-スラウイ氏

原題:J&J, AstraZeneca Trials to Resume, Rejoining Vaccine Race (1); U.S. Hits Record Again as Italy, Spain Crack Down: Virus Update(抜粋)

(J&Jの公共衛生研究・開発責任者の発言を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE