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英金融規制当局、配当税不正還付で14社と6人を調査-関係者

英国の金融規制当局は「CUM-EX」と呼ばれるスキームを利用した配当税の不正還付に絡み、14社および個人6人を調査している。事情を直接知る関係者が明らかにした。

  当局調査に関わる内容だとして匿名で語った関係者によると、英金融行動監視機構(FCA)がデンマーク、ドイツ、フランス、イタリアでCUM-EXを運営した企業に対して調べを進めている。当局者の1人は今年2月、この件の調査を進めるかどうかは近く決定されると述べていたが、それ以来FCAからは何も発表されていない。

  CUM-EXは株取引を速やかに執行することで配当税について税還付を複数回請求できるようにしていたスキーム。調査は欧州各地の当局に広がり、デンマーク検察はここ数週間、ロンドンのトレーダーに対する聞き取り調査を進めている。

  FCAの報道官はコメントを控えた。

  他国当局の調査を受けたトレーダーの弁護士は、FCAからの接触はないと述べており、FCAの調査はまだ初期段階の可能性がある。

  一方、デンマーク当局は過去にロンドンの大手銀行で働いていたトレーダー数人に接触したと、事情に詳しい関係者が述べた。現時点でこのトレーダーらは証人として話を聞かれており、容疑者とは考えられていないという。

原題:
U.K. Regulator Investigating 14 Firms, 6 People in Cum-Ex Cases(抜粋)

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