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ドル・円は小幅安、手掛かりに乏しく需給要因が主導-104円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に下落。米大統領候補による最終討論会が行われたものの、手掛かりに乏しくフロー主導の動意にとどまった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時6分現在、前日比0.1%安の1ドル=104円72銭。ここまで104円94銭を高値に一時104円67銭まで下落
  • ユーロ・ドル相場は0.2%安の1ユーロ=1.1798ドル。1.1824ドルを高値に一時1.1787ドルまで下落

市場関係者の見方

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • きょうの為替相場はニュースではなくフロー主導の展開。ユーロは対ドルでストップを付けた動き、ドル・円は仲値の売りがメイン。フロー主導のため方向感につながらない
  • 米大統領選はきょうの討論会を経て、バイデン候補勝利で上下院ともに民主党、かつトランプ大統領が訴訟などでごねるリスクもないというシナリオを確認できるかどうか
  • 市場ではリスクオンに行きたがっている感じ。不透明要因が減少する中でリスクオンの米金利上昇、米株高、ドル安再開の可能性
  • ドル・円はドル安が勝るか米金利上昇を受けたドル高が勝るかの見極め局面

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • フロー主導なのかユーロ・円が下げておりドル・円を圧迫
  • 前日、ペロシ下院議長による追加経済対策への楽観的な発言でクロス円とともにドル・円も上昇したが、105円ちょうどは戻り切れず上値に重さ
  • 米追加経済対策で仮にペロシ下院議長とムニューシン米財務長官の間で合意が取れたとしても、上院共和党の承認が困難。大統領選前の合意というのはほぼ不可能
  • 市場では合意できなかった場合を織り込み切れておらず、対円以外でのドル安の巻き戻しはまだ続くとみている。こうした中ではクロス円が下がりやすく、ドル・円を圧迫されていきそう
今週のドル・円の推移

背景

  • 11月の米大統領選を前に最終テレビ討論会が22日夜、テネシー州ナッシュビルで開かれ、汚職やコロナ、納税申告書巡り激しい論戦を繰り広げた
  • 米民主党のペロシ下院議長は22日、景気対策法案を巡るムニューシン財務長官との合意が「すぐそこに」あると述べた
  • 米10年国債利回りは時間外取引で小幅低下の0.84%台後半で推移。前日には一時0.868%と6月9日以来の水準まで上昇
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