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米大統領選前にロシアとイランのハッカー攻撃増加-FBIとCISA

  • ロシアは少なくとも9月から米政府機関を標的に、今後攻撃激化も
  • イランは偽のメディアサイト作成、有権者登録データや虚偽情報拡散

ロシアは少なくとも9月から米国の政府機関をハッカー攻撃の標的にしており、大統領選挙までの期間とそれ以降にかけて一段と激しい攻撃を計画している可能性がある。連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)がサイバーセキュリティー勧告でこう指摘した。

  FBIとCISAが共同発表した2つのガイダンスの1つによれば、ロシア政府の支援を受けるハッカーは、政府や航空分野の多数のネットワークを標的にしており、匿名の2件の被害者のデータが10月1日時点で盗まれた。こうした攻撃により航空や教育、選挙、政府関連の被害者に混乱を生じさせた証拠はないが、特に11月3日の大統領選・議会挙に向けてハッカー攻撃再発に備えて意識を高めるようFBIとCISAは呼び掛けた。

  同時に発表したもう1つのガイダンスでは、イランの悪意あるハッカーが米国の選挙に干渉し意見対立を起こさせようとしていると警告。国家が支援するハッカー集団が偽のメディアサイトを作って本物になりすまし、「米国の有権者登録データや反米プロパガンダ、虚偽情報」を拡散していると指摘した。

  前日にはラトクリフ米国家情報長官が、米大統領選挙終盤戦にイランが干渉行為をエスカレートさせていると批判。イランが民主党支持の有権者に対し、極右団体「プラウドボーイズ」をかたって脅迫的な電子メールを送付してきたと指摘していた。

原題:U.S. Detects Rise in Russian, Iranian Hacks Before Elections (1) (抜粋)

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