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中国は経済の自立目指す、今後5年の青写真策定へ-26日から5中総会

  • 今後5年間の政策は習氏が唱える「双循環」構想が中心となる見通し
  • 中国がいかに国内資源を使って成長を維持するのかが5中総会の焦点

中国共産党は26日から北京で開く重要会議、第19期中央委員会第5回総会(5中総会)で、中国経済の今後の青写真を描く。指導部は世界2位の経済大国の自立強化を目指しており、どのように実現していくのかを巡り手掛かりが提供されることになる。

  5中総会では2021-25年の第14次5カ年計画の骨格、ならびに35年までのビジョンと目標を中心に討議される見通し。

  最終的な計画は来年3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で正式承認されるまで公にならない見込みだが、総会終了後に詳細の一部が国営メディアを通じて伝えられる可能性はある。

  中国は米国との対立激化に直面し、世界経済は新型コロナウイルス感染症の流行による打撃を受けており、中国がいかにして国内資源を使って成長を維持するかが5中総会の焦点になる。

双循環

  今後5年間の政策は習近平総書記(国家主席)が唱える「双循環」構想を中心に策定される見通しだ。同構想は中国が対外貿易で補完しつつより自立した国内経済の構築を目指すとする考え方で、国内的には現地の需要を満たし、消費を後押しするために生産の見直しが必要になるだろう。

  対外的には「ネガティブリスト」として知られる特定産業への投資を禁じる制限の緩和や関税・非関税障壁の引き下げなど、国内市場の開放を続ける公算が大きい。

習氏が狙う中国経済の自立強化-世界のモノ・サービスの流れに影響も

China's consumption has been a drag on economy

成長率目標

  市場関係者は次期5カ年計画の国内総生産(GDP)成長率に関して具体的な目標を設定するのか、あるいは大まかな表現にとどめるのか注視している。新型コロナに伴う先行き不透明感を理由に、政府は今年の成長率目標の設定を見送った。第13次5カ年計画の成長率目標は平均で6.5%以上だった。

  モルガン・スタンレーの邢自強氏率いるエコノミストチームは今週公表したリポートで、「成長目標を巡る現在の市場予想は5-5.5%のレンジとなる一方、われわれは5%が適正ではないかと考えている。25年までに高所得国の地位を実現するには年間4.5%のGDP成長率が必要だ」と指摘した。

中国経済の先行きにモルガンSは「なお強気」-25年までに高所得国に

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原題:
China to Lay Out Five-Year Blueprint for Self-Reliant Economy(抜粋)

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