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債券下落、米長期金利上昇への警戒感強い-米討論会への反応を見極め

更新日時

債券相場は下落。米国の長期金利上昇への警戒感から売り圧力が掛かった。一方、日本時間午前に実施された米大統領選挙の候補者によるテレビ討論会を受けた米国市場の反応を見極めたいとの姿勢もあり、下値は限定的となった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%と、8日以来の水準
  • 新発5年債利回りは一時マイナス0.09%と、9月8日以来の水準まで上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は16銭安の151円82銭。前日の米長期金利上昇を受けて売りが先行し、一時151円78銭と8日以来の水準まで下落。午後は下げ渋る展開となった
日米の長期金利推移

市場関係者の見方

バークレイズ証券の海老原慎司ディレクター

  • 向こう1、2週間は大統領選挙や財政協議なども含めた米国の政治動向に注目が集まり、円金利は米金利に振らされやすい面ある
  • 前日に米長期金利が一段と上昇したことを受けて、円債はそのまま安く寄り付いた格好
  • 一方、米大統領選に関しては議会選とともにどちらの政党が制するかに加え、今回は郵便投票などもあり結果が判明するタイミングも不透明。不確実要素が多い中で金利の強い方向感は出にくい
  • 目先は米大統領選候補者によるテレビ討論会の影響は特に見られず、今晩の米国市場の反応を見極める段階

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.095%0.035%0.410%0.640%0.670%
前日比+0.5bp+1.0bp+0.5bp+0.5bp+1.0bp+1.5bp
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