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東証マザーズ先物、午後の取引一時中断ーサーキット・ブレーカー発動

  • 海外投資家によるポジション圧縮の動きが影響-松井証券
  • 株価と業績のかい離が開きすぎの銘柄多く調整入りやすい-岡三AM

東証マザーズ先物は22日午後0時57分に取引が一時中断した。中心限月の12月限が制限値幅の下限となる1237に下落し、取引所がサーキット・ブレーカーを発動。取引を10分間中断し、制限値幅を拡大して取引を再開した。拡大後の下限は1196になった。

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「海外投資家によるポジション圧縮の動きが影響している」と述べた。米大統領選が接近してバイデン氏勝利を織り込む形となっており、GAFAなど巨大IT企業に逆風の政策になることを考えてリスクを回避する動きが出ているという。

  マザーズ市場は現物株にも売りが広がっている。東証マザーズ指数の下落率は一時5.3%と、取引時間中の下落率としては8月28日以来の大きさになった。下落寄与度上位には、メルカリ、フリー、ラクス、BASEなどこれまで大幅な上昇を続けていた時価総額上位銘柄が並ぶ。

午後に下げ拡大

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、米大統領選前で先行きが見通せず動きにくい中で、大型株に比べて相対的に上昇幅の大きかった小型株が調整の対象となっているとみている。さらに、業績からみて株価のかい離が開き過ぎている銘柄も多く、調整が入りやすくなっていたこともマザーズ指数の下げの要因と話した。

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