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金融庁と日銀は検査で連携強化を、データ統合が焦点-自民党部会

更新日時
  • 重複回避へ今年度中に検査・考査の連携会議設置求める
  • 党として正式決定後、月内にも政府や日銀に申し入れへ

自民党の財務金融部会と金融調査会は22日、金融庁と日本銀行の縦割り打破に向け、金融機関に対する金融庁検査と日銀考査の連携強化を求める提言をまとめた。党として正式決定後、月内にも政府や日銀に申し入れる。

  金融庁検査と日銀考査の一体運用ではデータ統合がポイントと指摘し、金融機関が金融庁・日銀に同時に提出できるプラットフォームの構築を提言。検査・考査の計画段階から調整して重複を避けるため、今年度内に金融庁検査と日銀考査の連携会議の設置を求めている。

主な提言
  • 3年に1回の日銀考査の見直し、金融庁の常時検査と一体運用
  • 共同データプラットフォーム構築に向け共同研究を
  • 書面のデジタル化などは今年度から実施へ
  • 本年度中に検査・考査連携会議を設置へ、重複排除
  • 検査・考査を分担し共通モニタリングシステムの構築を
  • 地銀や信金検査の主力部隊、財務局とも連携強化
  • オンラインやリモート調査、コロナ収束後も中心に
  • 重複の排除は国際金融ハブ化にも資する

  鈴木馨祐財務金融部会長は、デジタルを含めて金融を取り巻く環境は大きく変化し、日銀や政府の検査の在り方も「時代に応じた変革が求められる」と指摘。菅政権下で利用者の目線に立ち、縦割りの打破を進める考えを示した。

(自民党の提言の詳細を追加して更新しました)
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