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アジア太平洋の経済、コロナ前のトレンド下回り続ける公算大-IMF

  • アジア太平洋地域GDP、今年2.2%減と予想-0.6ポイント下方修正
  • 世界の主要国で今年プラス成長が見込まれるのは中国のみ

国際通貨基金(IMF)は中国の景気回復が世界経済の持ち直しを主導するものの、アジア太平洋地域の国内総生産(GDP)は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前のトレンドを中期的に下回り続ける可能性が高いとの見方を示した。

  IMFは最新の経済予測で、アジアが過去最悪のリセッション(景気後退)からの脱却に向けゆっくりと進んでいるとしながらも、アジア太平洋地域のGDPは今年2.2%減少すると予想。6月時点の予測から0.6ポイント下方修正した。

  今回の見通し引き下げはインドとフィリピン、マレーシアの一段と厳しい経済縮小が主な要因。IMFは今年の中国経済成長率をプラス1.9%と見込んでいる。

IMFの中国責任者ヘルゲ・バーガー氏がブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語る

(出典:ブルームバーグ)

  IMFの中国責任者ヘルゲ・バーガー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、中国経済は「危機からの脱却に近づいているが、国内の景気回復において消費が出遅れており、まだまだだ」と指摘。その上で、世界の主要国で今年プラス成長が見込まれるのは中国だけだと述べた。

原題:IMF Says Asia Faces Long Recovery Slog Even as China Grows (1)、China’s Economy Is Not Quite Out of the Woods: IMF China Chief(抜粋)

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