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シティインデックスが島忠株8.38%保有、「ベストプライス追求を」

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旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスは21日、島忠株を8.38%保有したと発表した。保有目的は、投資および状況に応じて、経営陣への助言や重要提案行為などを行うこととしている。

  シティインデックスは同日発表した資料で、島忠について、多数の不動産を保有していることから、不動産の処分による資産のスリム化や自己株式取得による株主資本利益率(ROE)向上などの株主価値向上策を、株主として提案してきたと説明。14日付で島忠に対し書簡を送付したことも明らかにした。

  シティインデックスは、ホームセンター大手のDCMホールディングスによる島忠株の株式公開買い付け(TOB)に関する島忠の意見表明報告書で、島忠がDCM以外に広く買い手を募り、株主価値の最大化を模索した旨の記載がないことを疑問に思っていたと指摘。その上で、島忠は、買い手候補を広く募った上で、ベストプライスを追求すべきであるとの考えを示した。

  島忠株については、モルガン・スタンレーMUFG証券も同日、大量報告書を提出し、5.45%を保有したと発表した。

  島忠株は同日、一時前日比16%高の4870円と、30年ぶりの高値を付けた。家具チェーンのニトリホールディングス(HD)が同社の買収を検討していると日本経済新聞電子版が20日に報道。DCMが島忠に対し既にTOBを実施していることから、買収合戦に発展するとみられた。

(シティインデックスイレブンスが発表した資料の内容を追加し更新します)
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