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インド政府内で支持強まる、台湾との正式な通商協議開始-高官

更新日時
  • ここ数カ月で台湾との交渉開始を求める対中強硬派の意見が優勢に
  • インドと台湾は18年、経済関係拡大に向け相互投資の取り決めに調印

インド政府内で台湾との通商協定に関する協議の正式開始への支持が強まっている。インドと台湾はいずれも対中関係が悪化している。  

  台湾は数年前からインドとの通商交渉を求めているが、そうした協定が世界貿易機関(WTO)にいったん登録されれば中国との厳しい闘いを招くとの懸念からモディ政権は消極姿勢をこれまで崩さなかった。メディア取材に関するルールがあるとして匿名を条件にインド政府高官が語った。

  この高官によれば、ここ数カ月で台湾との交渉開始を求める対中強硬派の意見が優勢になっている。台湾との通商協定は、テクノロジー・エレクトロニクス分野への投資拡大というインドの目標達成に寄与するが、協議を始めるかどうかの最終判断がいつなされるかは分からないという。

  インド商工省のヨゲシュ・バウェジャ報道官はコメント要請にすぐに応じなかった。台湾行政院経済貿易交渉弁公室の鄧振中代表に電子メールを送付したが返答はなかった。

  インドと台湾は2018年、経済関係を拡大するため相互投資の取り決めに調印。インド商工省によると、19年のインド・台湾間貿易は18%増の72億ドル(約7600億円)となった。

  中国外務省の趙立堅報道官は北京で20日開いた定例記者会見で、インドは「台湾が関係する問題に慎重かつ適切にアプローチすべきだ」と述べた。

原題:India Considers Taiwan Trade Talks as Both Spar With China (1)(抜粋)

(最終段落に中国外務省の記者会見を追加して更新します)
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