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米国債先物に極端な乖離-笑うのは投機的ファンドか資産運用会社か

期間長めの米国債の先物に関するポジションが、米大統領選および議会選挙を11月3日に控えて極端な乖離(かいり)を見せている。

  米商品先物取引委員会(CFTC)の13日までの期間のデータによると、資産運用会社が残存15-25年の米国債に連動する先物で構築したロング(買い持ち)ポジションは過去最高に達した。一方、投機的なレバレッジドファンドのショート(売り持ち)ポジションも過去最大となった。未決済の建玉は計120万枚と、2月の最高水準を下回るものの、それ以前の記録は上回っている。

  選挙で民主党がホワイトハウスと上下両院を制する展開となれば、巨額の財政支出パッケージに道が開かれ米国債利回りは上昇、イールドカーブはスティープ化すると見込まれる。その場合、レバレッジドファンドの投機が成功したことになり、保有する原資産に対するヘッジとして先物を利用する資産運用会社は敗れることになる。

Asset managers, leveraged funds at record positions in U.S. Treasury Bond futures

原題:
Treasury Futures Positions Reach New Extremes Before Election(抜粋)

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