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米国株が反発、経済対策協議の進展を意識-ドル指数続落

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20日の米株式相場は反発。金融市場ではこの日も追加経済対策協議が意識された。来年の米経済回復を「いくらか楽観」しているとのシカゴ連銀総裁の発言は、株式市場への追い風となった。米国債は下落。

  • 米国株は反発、経済対策協議を意識-地区連銀総裁発言は追い風
  • 米国債は下落-10年債利回りは一時6月以来の高さ
  • ドル指数が1週間ぶり低水準、景気対策法の成立楽観で
  • NY原油先物は反発、景気対策交渉の妥結に期待
  • NY金先物は続伸、景気対策法の選挙前成立を楽観

  ペロシ下院議長とムニューシン財務長官が再協議に臨む中、前日に大きく下げていたS&P500種株価指数は反発。共和党が主導する上院は引き続き、民主党案の4分の1程度となる小規模な法案を支持する姿勢を示している。法案は妥結されたとしても、上下両院の承認がなければ成立しない。

  S&P500種は前日比0.5%高の3443.12。ダウ工業株30種平均は113.37ドル(0.4%)高の28308.79ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して0.786%。一時は0.799%と6月以来の高水準だった。

  JPモルガン・チェースのストラテジスト、ジョン・ノーマンド氏は、この日の相場の動きは「1月までに大規模刺激策がまとまるとの楽観を反映したものだ」と指摘。「ペロシ氏が設定した期限である本日中にムニューシン、マコネル両氏と何らかの実質的合意に至るとの期待では必ずしもない。どちらかと言えば、より先の動きを見越したものだ」と語った。

  外国為替市場ではドルが下落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%下げ、1週間ぶり安値となった。ペロシ下院議長は経済対策の再協議に先立ち、歩み寄りが必要な分野が残っているとする一方、妥結後の法案の起草に既に着手していると話した

  ドルは対円で0.1%高の1ドル=105円50銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1822ドル。

  ニューヨーク原油先物は反発し、7週間ぶりの高値。ペロシ下院議長とムニューシン財務長官は、包括的な景気対策法を選挙前に成立させるには恐らく最後となるであろう交渉に入っている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前日比63セント(1.5%)高い1バレル=41.46ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は54セント上昇し43.16ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。追加の米景気対策法が11月の選挙前に成立する可能性に改めて期待が集まった。ドルは軟調。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は3日連続で下げている。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.2%高い1オンス=1915.40ドルで終了した。金スポット価格はニューヨーク時間午後3時37分現在、0.3%上昇の1910.56ドル。

原題:U.S. Stocks Rise as Lawmakers Haggle Over Stimulus: Markets Wrap(抜粋)

USTs Bear-Steepen as Investors Await Results of Stimulus Talks(抜粋)

Dollar Sinks to 1-Week Low on Stimulus-Bill Hopes: Inside G-10(抜粋)

Oil Climbs While U.S. Lawmakers Discuss a Potential Aid Package(抜粋)

Gold Rises on Renewed U.S. Stimulus Optimism, Dollar’s Decline(抜粋)

(市場関係者コメントを追加、相場を更新します)
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