コンテンツにスキップする

モルガンS、商品部門幹部2人が退社へ-規則違反のアプリ使用

更新日時
  • 規則に違反して「ワッツアップ」使用、不正は見つからず
  • ワッツアップのやり取りは監視難しく、米銀は使用制限を強化

モルガン・スタンレーのコモディティー部門の最高幹部2人が退社する。チャットアプリ「ワッツアップ」などを使用し、コミュニケーションツールに関する規則に違反したことが判明したと、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  社内の問題だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、コモディティーの世界責任者ナンシー・キング氏と、コモディティー・トレーディング責任者のジェイ・ルーベンシュタイン氏が退社する。モルガン・スタンレーはコメントを控えた。

  モルガン・スタンレーはゴールドマン・サックス・グループ、 JPモルガン・チェース、 シティグループと並んでウォール街で最大のコモディティーディーラーの1社。

  関係者によれば、ワッツアップなど許可されていない電子通信手段を両幹部が使用していたことをモルガン・スタンレーは突き止めた。不正行為は見つからなかったが、そうした通信手段の使用は社内規則に違反していたと関係者らは述べた。

  ウォール街の銀行はここ数カ月、ワッツアップなどリアルタイムで短い会話をやり取りするプラットフォームの利用について締め付けを強めている。ワッツアップでのメッセージは一部始終が暗号化され、銀行のコンプライアンス部門は容易に監視することができない。JPモルガンも今年に入り、仕事中のワッツアップ使用でトレーダー十数人を処罰し、1人を解雇、残りを賞与減額とした。

  キング、ルーベンシュタイン両氏はコメント要請に応じていない。

  エネルギー関連ニュースのスパークスプレッドが両氏の退社について先に報じていた。

原題:Morgan Stanley Commodities Bankers Leave for WhatsApp Breach (1)(抜粋)

(使用された具体的なコミュニケーションツールに関する記述などを入れて更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE