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英中銀、政策見通しは金融緩和拡大に傾いている-ブリハ委員

イングランド銀行(英中央銀行)の政策の見通しは金融緩和拡大に傾いていると、金融政策委員会(MPC)のブリハ委員が述べた。新型コロナウイルス危機と欧州連合(EU)離脱が雇用と投資への重しとなっているためだ。

  同氏は20日のウェブセミナーで、一時帰休となった従業員の一部は復帰できない公算が大きいため、経済のたるみはこれまでに考えられていたよりも大きい可能性が高いと指摘。「経済見通しに対するリスクは、労働市場のたるみが長期化し、弱いインフレ圧力が続く方向に傾いている。従って、金融政策姿勢に対するリスクは金融緩和追加の方向に傾いている」と語った。

  新型コロナ感染が英国に広がって以降、英中銀はすでに資産購入を拡大し金利を過去最低の0.1%に引き下げている。来月に再び量的緩和(QE)を拡大することも見込まれている。

  ただブリハ氏は、資産購入は現在恐らく3月時点よりも効果が薄いだろうとの見方を示した。

  中銀はマイナス金利も政策の選択肢に加え、差し迫った導入は考えていないとしつつもその妥当性を検討している。ブリハ氏は、自身の見解としてはマイナス金利が非生産的だとは思わないとし、当局者は政策の余地を広げる方法を模索する必要があると語った。

Tall Order

Economic growth in the third quarter is set to undershoot the BOE forecast

Source: Office for National Statistics, Bloomberg calculations

原題:BOE’s Vlieghe Joins Other Policy Makers in Signaling More QE (1)、BOE’s Vlieghe Says Policy Outlook Skewed Toward More Stimulus(抜粋)

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