コンテンツにスキップする

ドル・円上昇、米財政協議期待や実需の買い-豪ドル下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。米追加経済対策協議の進展を期待したリスク選好の円売りに加え、商業決済が集中する五・十日で国内輸入企業のドル買いが相場を支えた。オーストラリアドルは追加金融緩和に関する要人発言などを背景に下落。

  • ドル・円は午後3時35分現在、前日比0.1%高の1ドル=105円52銭。朝方の105円35銭を安値に一時105円62銭まで上昇
  • 豪ドル・ドル相場は0.5%安の1豪ドル=0.7036ドル。対円では0.4%安の1豪ドル=74円24銭

ドル・円は堅調に推移

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 五・十日なので仲値公示の時間帯にかけてはドル買いが優勢に
  • その後は手掛かり難で静かな一日に。人民元相場が落ち着いて推移していることもドル・円が動かない一因
  • 米追加経済対策を巡る協議が今日中にまとまるのか注目。市場ではもし駄目でも選挙後にはまとまるとの楽観論が多いが、選挙前に合意できれば経済への打撃は小さくて済む
  • 協議の結果を受けたドル・円の動きは読みにくい。決裂なら米株は売られるだろうが、リスクオフなら両通貨とも買われるからだ。結果的に大きく一方向には動かず、105円台の攻防にとどまるのではないか

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • 五・十日とあって仲値公示の時間帯にかけて輸入企業などのドル買いが優勢となり、ドル・円の上昇につながった
  • テクニカル的には一目均衡表(日足)の転換線がある105円50銭台が先週半ばから意識されて上値が重かったが、しっかり抜けたので買いが入りやすい
  • 豪ドルは同国中央銀行のケント総裁補佐が追加緩和の検討でバランスシートの拡大に触れたことや高値圏での調整売りで下げている

背景

  • 米下院議長と財務長官、追加経済対策を巡り相違縮める-20日に再協議
  • 米株価指数先物は20日の時間外取引で上昇。日経平均株価は前日比104円安で取引を終了
  • 豪中銀のケント総裁補佐、追加緩和におけるバランシート拡大の有効性などを示唆
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE