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ウィリアム・ブレアは「ハイブリッド型」勤務追求、一部大手行と一線

  • 新型コロナのパンデミックで同行従業員の約9割が在宅勤務
  • トレーディングでさえ「世界のどこからでも可能」-CEO

米投資銀行ウィリアム・ブレアは、オフィス勤務とリモートワークを組み合わせた「ハイブリッド型」勤務を追求していく構えだ。ジョン・エテルソン最高経営責任者(CEO)が述べた。

  エテルソン氏は19日に開催された米国証券業金融市場協会(SIFMA)のバーチャル年次会合で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により同行従業員の約9割が在宅勤務となったが、各事業は全て順調に機能していると説明した。

  ウィリアム・ブレアは世界15都市にオフィスを構え、従業員数は約1500人。同氏は、リモート環境では若手従業員の指導や新規顧客の獲得が難しさを増すことが分かったとした上で、「ほぼ全ての業務が在宅で可能」だと指摘。トレーディングでさえ「文字通り世界のどこからでも可能」であることが判明したと述べた。

  同氏のコメントは、他の一部大手行の幹部の見解とは異なる。モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEOは同会合で、柔軟な勤務形態を受け入れるとしつつ、後進の指導や創造性などの面で「オフィスは重要だと確信する」と述べていた。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOもオフィス復帰を促している。

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  エテルソン氏は、ハイブリッド型の追求はコスト削減のためではなく、バーチャル形式の会議には多くの人が参加できるなど、リモートワークの「有効性」が理由だとしている。

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原題:
William Blair Expects to Pursue a ‘Hybrid’ Work Arrangement (1)(抜粋)

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