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IBMの7-9月売上高は市場予想上回る、クラウド事業の伸びが寄与

  • 7-9月売上高は前年同期比2.6%減の176億ドル
  • 分社化対象の技術サポート部門は減収、全体のクラウド収入は19%増

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IBMが19日発表した7-9月(第3四半期)決算では、クラウド事業が伸びたことから、売上高がアナリスト予想を上回った。同社は従来型事業をスピンオフしてクラウド事業に注力する方針。

  今月初めにIBMは、企業のコンピューターシステム管理事業を手掛ける部門を切り離し、クラウドサービスと人工知能(AI)に重点を置く計画を発表した。売上高の減少や伸び悩みが2年続いた同社は、日々のインフラサービス事業を手掛ける部門を分社化する。同部門は売上高全体の約4分の1を占めるが、近年は顧客によるクラウドへの移行を背景にビジネスは縮小傾向にあった。

  19日の発表資料によると、7-9月期の売上高は前年同期比2.6%減の176億ドル(約1兆8600億円)。アナリスト予想平均の175億ドルをやや上回った。スピンオフ対象となる技術サポート部門での減収が全体の売上高に響いた。一方、全体のクラウド収入は19%増加し60億ドルに上った。レッドハット部門の17%増収が後押しした。IBMは今月初めにスピンオフ計画を発表した際に暫定決算を公表していた。

  1株利益は一部項目を除いたベースで2.58ドルと、アナリスト予想平均の2.55ドルを上回った。

  株価は19日ほぼ変わらずの125.52ドルで終了。決算発表後の時間外取引では一時約2.3%下落した。

原題:IBM Revenue Beats Estimates, Buoyed by Growth in Cloud Sales (1) (抜粋)

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