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恒久的な解雇の増加、米景気回復を損なう恐れ-アトランタ連銀総裁

米アトランタ連銀のボスティック総裁は19日、雇用の回復鈍化と恒久的な解雇の割合増加は、マイノリティーに偏った打撃を及ぼす形で景気回復を損なう恐れがあるとの考えを示した。

  ボスティック総裁は米国証券業金融市場協会(SIFMA)向けの講演原稿で「恒久的な雇用喪失の広がりが回復への大きなリスクになる恐れがある」と指摘。「これに関するデータは明確だ。恒久的に解雇された労働者が労働力に復帰するのはかなり難しい。そうなれば回復の持続は一段と困難になる」と述べた。

Federal Reserve Bank Of Atlanta President Raphael Bostic Speaks At Harvard Business School Club

アトランタ連銀のボスティック総裁

  同総裁を含む米金融当局者は、新型コロナウイルス禍が引き起こしたリセッション(景気後退)からの回復に向け、財政支援の強化を求めている。

  同総裁は、雇用回復が9月のペースのまま推移すれば、米国の雇用は2021年12月までコロナ前水準には戻らないとの見方を示した。さらに、雇用の喪失はサービス業での女性やマイノリティーに集中しているため、格差が不平等の拡大をもたらしていると話した。

原題:
Fed’s Bostic Warns More Permanent Layoffs Pose Risk to Recovery(抜粋)

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