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英高級住宅を買う外国人、10年ぶりにフランス人が最多-中国勢は4位

英国の政治的な混迷や新型コロナウイルス感染に伴う混乱は、フランスの富裕層に新たな機会をもたらしている。

  不動産仲介のナイト・フランクによると、ロンドンの超高級住宅街で物件を購入する外国人の中で、少なくとも10年ぶりにフランス人が最多となった。これまで首位にいた中国勢は香港、米国に次ぐ4位に転落した。

  欧州連合(EU)離脱後の通商関係を巡る交渉で英国とEUの緊張が高まり、不安定なポンドを追い風にフランス人買い手は競争力の低下した市場に付け入った。新型コロナに関連する移動制限によって、外国人買い手の大半が英国から遠ざかっている。英国への入国が可能な買い手にとっては、来年4月に発効する非居住者の購入者を対象にした増税も住宅の駆け込み購入に拍車をかけた。

  ナイト・フランスで英住宅リサーチを率いるトム・ビル氏は、「英国のEU離脱を巡る混乱があるが、欧州にはロンドンを標的にしたスマートマネーがある」と述べ、「ポンド安と迫り来る印紙税の引き上げ、長距離フライトに乗らなくてはならない買い手との競争が和らいだことが重なり、買いの好機を生み出した」と指摘した。

Paris Looks to London

The French are cashing in on sterling weakness

Source: Knight Frank

原題:Wealthy French Snap Up London Luxury Homes as Chinese Step Back(抜粋)

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