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パウエルFRB議長、デジタル通貨巡り最終決定には至っていない

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、FRBとして中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行するとの決定には至っていないと説明。決定前にさらなる取り組みやステークホルダー(利害関係者)からの「幅広い」意見聴取が必要だとの認識を示した。

  議長は19日、国際通貨基金(IMF)が年次会合の一環として開いたパネル討論会で「米国としては1番になるより、正しく理解することの方が重要だ」と指摘。「CBDCが米国の経済や支払いシステムにもたらし得るコストと利点を慎重かつ入念に評価することに専心している。CBDCを発行するとの決定には至っていない」と述べた。

  その上で、「CBDCはいくつかの点で支払いシステムを改善させる可能性があり、われわれが関心を抱いているのは主にその分野だ」と語った。

  スウェーデンやカナダ、中国などの中銀もCBDCの研究を進めている。日本銀行は9日に、2021年度の早い時期にCBDCの実証実験を開始すると発表した。

原題:Powell Says Fed Has Made No Final Decision on Digital Currency(抜粋)

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