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中国内の米国民が拘束され得るとの懸念、「常識」だと環球時報編集長

  • 中国政府当局者が米国人拘束の可能性について警告とWSJ
  • 中国にいる外国人は法律に従っている限り心配ない-中国外務省

中国人研究者を起訴した米国が、中国にいる米国民が報復措置として拘束される可能性があると懸念するのは「常識」だとの認識を、中国共産党系の新聞、環球時報の胡錫進編集長が示した。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、中国人民解放軍に関係する研究者を米司法省が起訴した結果として、中国国内で米国人が拘束される可能性を中国政府の当局者が繰り返し警告していると関係者の話として報じていた。胡氏はこの報道について、18日夜に投稿した一連のツイートでコメントした。

When This Chinese Newspaper Editor Tweets, Wall Street Listens

胡錫進氏

写真家:Gilles Sabrie / Bloomberg

  胡氏はスパイ容疑者逮捕に関して米国が二重基準を用いていると非難。米国は自国によるスパイ容疑者逮捕を「法律に沿っている」とする一方で、中国政府の同様の行動を「人質外交」だとして否定すると指摘した。

  中国国内にいる「一部の米国民」は危うい状況に置かれている恐れがあるとの見方を示した胡氏は、「全てを定義する神のような権利を誰が米国に与えたのか」とコメント。「ワシントン(米政府)は警告される必要があるのか?そんなことは常識だ」と主張した。

  中国外務省は19日、中国にいる外国人は中国の法律に従っている限り「一切心配はない」と説明。同省の趙立堅報道官は北京での定例記者会見で、「米国は中国国民の正当な権利を損ねていることを正当化する口実を見つけようとしている」と語った。

  在中国米国大使館の報道官は19日午前時点で、中国にいる米国人が恣意(しい)的拘束の対象になり得るとの見方についてノーコメントだとしている。

原題:Top China Editor Says ‘Common Sense’ for U.S. to Fear Detentions(抜粋)

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