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英中銀、気候問題への配慮を資産購入に反映させる方法を検討へ

  • グリーン投資戦略は英中銀にとって「今ある問題」
  • 市場担当エグゼクティブディレクターのハウザー氏が16日に述べた

イングランド銀行(英中央銀行)は、気候問題への配慮を資産購入に反映させる方法を検討する方針だ。市場担当エグゼクティブディレクターのアンドルー・ハウザー氏が明らかにした。

  同氏は16日の講演で、量的緩和(QE)プログラムの中に社債部分があるため、グリーン投資戦略は英中銀にとって「今ある問題」だと述べた。英中銀の資産購入ファシリティーの2%前後を社債が占める。

  ハウザー氏は「金融政策委員会(MPC)の資産購入の枠組みはMPCの権限によって決定される」とし、「政府がこの権限を変更する意向を示唆しない限り、われわれは今後1年の間に、購入する金融資産の組み合わせについての決定に気候要素を織り込む方法を検討する」と語った。

  英中銀はこれまでのところ、債券購入で気候への影響を考慮していない。ベイリー総裁は新型コロナウイルス危機の規模と迅速な行動の必要性を踏まえれば適切な対応だとしているものの、将来的には気候要素を織り込むよう取り組むと述べている。

  気候変動による金融リスクを査定することも、英中銀にとって今後数年の優先課題とされている。

原題:BOE Considering How to Factor Climate into Asset Purchases(抜粋)

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