コンテンツにスキップする

アリババ、大型スーパーのサン・アートを傘下に-新たに3800億円

更新日時
  • 出資比率は約72%に上昇-残りの株式も株主から買い取る方向
  • 幅広い物流網が食料雑貨の配送に向けたアリババの取り組みを補完

中国の電子商取引会社アリババグループは19日、約36億ドル(約3800億円)を追加出資して中国で食品雑貨などを扱う大型スーパー、高鑫零售(サン・アート・リテール・グループ)を傘下に収めると発表した。出資比率を2倍に高め、電子商取引で最も成長が目立つ分野でJDドットコム(京東)など同業の追撃をかわしたい考えだ。

  発表によると、アリババはフランスのオーシャン・リテール・インターナショナルから株式を取得し、直接・間接含めた出資比率は約72%に高まる。残りの株式についても株主から買い取る方向だ。

  サン・アートの株価は19日の香港株式市場で一時30%高と、取引時間中としては2011年以来の大きな上げとなった。

  アリババの張勇最高経営責任者(CEO)は実店舗や食品事業への拡大を自らの成長戦略の柱に据えており、こうした取り組みは新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)下で奏功した。

Day Two Of The World Economic Forum (WEF) 2020

アリババグループの張勇CEO

  サン・アートは中国各地の数百カ所で「欧尚」や「大潤発」のブランド名で大型スーパーを運営。幅広い物流・倉庫ネットワークが食料雑貨の配送に向けたアリババの取り組みを補完することになる。

Sun Art's headed south since April alongside rival retail chains

原題:Alibaba to Take Control of Grocer Sun Art for $3.6 Billion (3)(抜粋)

(3段落目にサン・アートの株価を追加し更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE