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富国生命:外貨建て債券や外国株積み増し-20年度下期運用計画

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富国生命保険は2020年度下期運用計画で、社債などの外貨建てクレジット資産や外国株などの残高を増やす。円建て債券の残高は横ばいとする。

  小野寺勇介財務企画部長が19日、インタビューで「金融緩和政策に大きな変更は見込んでおらず、ボラティリティーが高まる局面はあるもののリスクは取っていける」と話した。リスクの取れる資産はこれまでオープン外債からヘッジ外債へと移してきた。新型コロナ感染拡大を背景にした金融緩和で金利上昇が当面見込めない中では、引き続き株式が最有力投資先で、次いで外貨建てクレジットとみている。

  株式の配当は減る可能性もあるが「減ったところで債券よりは高いリターンが得られる」と指摘。株式もクレジットも割安ではないが、「個別で見ればまだ投資できるものはある。いかに拾えるかが勝負。それだけリスクテークできる余力は残っている」と話した。

  同社の20年度下期の運用計画は以下の通り。

  • 円建て債券の残高は横ばい
    • 日本国債の残高は横ばい、上期は500億円増
    • クレジットの残高は横ばい、上期は200億円増
  • 外貨建て債券の残高は100億円積み増し
    • ソブリンの残高は200億円圧縮、上期横ばい
    • クレジットの残高は300億円積み増し、上期500億円増
  • 貸し付けの残高は100億円積み増し、上期横ばい
  • 国内株の残高は横ばい、上期300億円増
  • 外国株の残高は100億円積み増し、上期300億円増
  • 不動産の残高は100億円積み増し、上期200億円増
  • 2020年度下期の想定レンジ(年度末)
    • 国内金利(10年国債)が-0.30%~0.20%(0.00%)
    • 米国金利(10年国債)は0.30%~1.50%(0.80%)
    • 日経平均株価は1万8000円~2万4000円(2万3000円)
    • 為替水準は1ドル=95円~115円(108円)、1ユーロ=105円~130円(120円)
(第2、3段落を追加しました。)
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