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【欧州市況】株上昇、LVMHやダイムラーが高い-イタリア債上昇

16日の欧州株は上昇。新型コロナウイルスの感染再拡大や英国と欧州連合(EU)の通商交渉の進展状況が懸念されたものの、高級品や旅行、自動車銘柄が買いを集めた。

  ストックス欧州600指数は1.3%高。フランスの高級ブランド、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは1月以来の高値。7-9月(第3四半期)にルイヴィトン製品への需要回復が見られた。自動車の独ダイムラーは5.5%高。自動車販売が持ち直したほかコスト削減が寄与し、7-9月暫定決算は利益がアナリスト予想を上回った。

  週間ベースのストックス600指数は0.8%安。新型コロナの感染再拡大で域内の各都市が感染拡大防止策を強化し、リスク資産の重しとなった。

  メディオラナムのシニア株式ポートフォリオマネジャー、デービッド・ホロハン氏は、「決算シーズンが進むにつれて第3四半期決算が前四半期から改善したことが明らかになるだろうが、企業経営陣の多くが今後、現在の環境が通期業績見通しにどのような影響を及ぼすかについて非常に慎重になるだろう」と指摘した。

European stocks dip as rising infection rates lead to tighter restrictions

  欧州債はイタリア債を中心に周辺国債のパフォーマンスがユーロ圏他国債を上回った。利回りを求める動きが活発化する中で、前日の下げを埋める以上に上昇した。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して127bp。

  ドイツ債は上昇。短期金融市場の動向によると、新型コロナ感染再拡大を受け、次回10bpの利下げ時期の見通しは来年7月と、従来の9月から早まった。

  英国債は上昇分を失った。ジョンソン英首相がEUとの交渉継続の余地を残しながらも、通商協定なしのシナリオに向かいつつあることを示唆したことが影響した。

  ドイツ10年債利回りは1bp下げてマイナス0.62%。フランス10年債利回りは2bp低下のマイナス0.35%、イタリア10年債利回りは5bp下げて0.65%。

原題:European Stocks Rise as LVMH, Daimler Rally; Brexit in Focus(抜粋)

Italian Bonds Lead Euro-Area Gains: End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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