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米下院議長、景気対策協議での毒薬条項批判ーコロナ検査で合意近い

更新日時
  • 「ゴールポストが移動している」とクドロー委員長は下院議長に不満
  • 共和党上院院内総務はコロナに関する訴訟から企業を守る必要性主張

ペロシ米下院議長は民主党議員らに対し、協議中の追加景気対策案について、ホワイトハウス側と多くの部分でなお見解の相違があると説明。ただ新型コロナウイルス感染症(COVID19)検査計画を巡っては合意に近づいているとの認識を示した。

  米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は16日、FOXビジネスとのインタビューで、こうした対立の継続はペロシ議長に譲歩の意向がないことを示していると示唆し、「ゴールポストが移動している。ある点に到達すると、今度は何か別なことが起きる」と語った。

  クドロー氏は「ペロシ議長が合意をまとめる意向があるなら、われわれは成立に必要な上院共和党の支持を集め得ると思う」と語った。

  多くの相違点は残るものの、ペロシ議長とムニューシン財務長官はCOVID19全米検査計画では前進。ムニューシン長官はCOVID19全米検査計画に関する民主党の文言に若干の修正を加えて受け入れると述べ、修正した文言をペロシ議長に16日伝える予定。議長は同日午後遅くの段階で、同氏の事務所は財務長官からの文言を依然として待っている状態だと説明した。

  両氏は17日午後7時半(日本時間18日午前8時半)に再び追加景気対策協議を行う見通しだと下院民主党関係者が明らかにした。

  ペロシ議長は15日夜、民主党議員らに宛てた書簡で「他の多くの部分で見解の相違が残っている」と説明。「それらには州・地方自治体への支援や勤労者世帯向けの税制優遇、中小企業支援、育児支援が含まれるが、他にもまだある」と付け加えた。

  議長はさらに、ホワイトハウス側の提案に含まれる複数のポイズンピル(毒薬条項)に言及。「極端な責任規定により、労働者は安全が確保されていない職場で自らの命を危険にさらすことを余儀なくされ、法的手段に訴えることもできない」と指摘した。企業が活動を再開する中、マコネル共和党上院院内総務は新型コロナに関する訴訟から企業を守る必要性を強く主張している。  

原題:Pelosi Flags Poison Pills in Stimulus Talks; Testing Deal NearsPelosi Flags Stimulus Poison Pills; Kudlow Says Terms Changing(抜粋)

(クドロー委員長のコメントなどを追加し更新します)
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