コンテンツにスキップする

ナティクシス出資H2Oのファンド、約530億円が流出-凍結解除後

フランスの投資銀行ナティクシス傘下にあるファンド運営会社、H2Oアセット・マネジメントのファンド7本から合わせて4億2900万ユーロ(約530億円)の資金が流出した。8月以降凍結されていた同ファンドは今週再開されたが、売却困難な資産を保有するストラテジーを採用する同ファンドから投資家が資金を引き揚げた。

  資金流出の大半はH2Oの「アダージョ」および「マルチボンズ」の両ファンドで生じ、ブルームバーグがまとめたデータによると、両ファンドは15日に合わせて3億3300万ユーロ縮小。H2Oは流出を確認する発表資料をウェブサイトに16日掲載。それによれば、これら7本のファンドの保有資産総額はこれまでは約83億ユーロだった。

  ファンドは13日に再開。ドイツの投資家ラース・ビントホルスト氏に関係する、流動性の低い債券を保有していることを巡る懸念から8月以降に凍結されていた。資産縮小は6月末時点でのH2Oの運用資産額である約220億ユーロのわずか2%弱にすぎない。

  同社発表によれば、16日の流出規模は過去数日を下回っている。

原題:H2O Investors Pull $503 Million From Funds as Freeze Lifted (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE