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米消費者マインド、10月は小幅改善-パンデミック前はなお下回る

更新日時

10月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は前月から小幅に上昇し、7カ月ぶりの高い水準となった。景気見通しが改善した。ただ新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となる前の水準はなお大きく下回っている。

キーポイント

  • ミシガン大消費者マインド指数(速報値)は81.2
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は80.5
    • 前月の確定値は80.4
    • 2月には101と、2004年以来の高水準付近だった
  • 現況指数は84.9-前月から2.9ポイント低下
  • 期待指数は78.8-前月から3.2ポイント上昇
U.S. consumers more upbeat but confidence remains below pre-pandemic levels

  今回の統計では先行きに関する悲観度がやや弱まったことが示された。ただ一方で耐久財の購入環境を巡る消費者の見方は悪化し、年末のショッピングシーズンを控え高額商品の購入意欲がやや低下したことが示唆された。また消費者心理に関する民主党支持者と共和党支持者との乖離(かいり)は大きい状態が続いた。

  ミシガン大消費者調査ディレクターのリチャード・カーティン氏は「雇用の伸び減速や新型コロナ感染の再拡大、連邦政府による追加支援金の欠如により、消費者は景気の現状に対する懸念を強めた」と指摘。その上で、「そうした懸念は、向こう1年間の景気見通しが引き続き若干の改善を示したことでおおむね相殺された」と説明した。

  1年先のインフレ期待は2.7%と、前月(2.6%)からやや上昇。一方、より長期のインフレ期待は2.4%と、3月以来の低水準。

  速報値は10月14日までに得た回答を反映。確定値は30日に発表される。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Consumer Sentiment Rises, Still Below Pre-Virus Level (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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