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バンカー、キッチンでもリモート監視-トレーディングフロアと同じ

  • トレーダーは同居人と別の部屋で在宅勤務していると証明する必要
  • モルガンSのバンカーが使うノートPCは打ったキーを全て記録する

在宅勤務の終わりが見えない状況で、バンカーを監視し、不正を未然に防ぐために金融業界は前例のない対応を取っている。

  英銀バークレイズなどのトレーダーは他の同居人と別の部屋で在宅勤務を行っていると証明する必要があり、米モルガン・スタンレーのバンカーが使うノートPCは、打った全てのキーが記録される。ナットウエスト・グループを含む金融機関は、トレーダーからの毎日の位置情報の更新とビデオ通話の録画を義務付けている。

  新型コロナウイルスの感染が再び拡大する欧州では、夜間外出禁止や屋内で異なる家族との接触を禁じる新たな行動制限を各国政府が導入。リモートでのバンカー監視が長期化する様相だ。

  トレーダーの在宅勤務を可能にするため、規制監督当局は当初は監視ルールを一部緩和せざるを得なかったが、キッチンテーブルもトレーディングフロアと同じ厳重な監視下に置かれると今や予想する。

  英金融行動監視機構(FCA)の市場監視ディレクター、ジュリア・ホゲット氏は今週の金融会議で、「ゆくゆくはオフィスも在宅勤務のアレンジメントも同等の扱いになるはずだ」と語った。

Stuck Home

British workers slow to return to the office

Morgan Stanley research

原題:With Traders Far From Offices, Banks Bring Surveillance to Homes(抜粋)

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