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英バークレイズの新たな市場責任者、コロナ危機で「ダンス止まった」

  • ベンカタクリシュナン氏は先月、市場担当グローバル責任者に昇格
  • 投資家の間ではステーリーCEOの後任候補に注目が集まっている

英銀バークレイズの市場担当グローバル責任者に新たに就任したC・S・ベンカタクリシュナン氏は15日、新型コロナ禍による今年の混乱と前回の金融危機時では、各行の対応に大きな違いがあると語った。

  国際金融協会(IIF)主催のオンラインイベントで同氏は「音楽が止まり、そしてダンスが止まった」と今年の状況を表現。前回は危機にあることを認識するのに半年から1年かかっていたような金融機関も、コロナ危機は「すぐに認識した」と述べた。

  先月の同行の幹部人事刷新により、アナリストや投資家の間ではジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)の後任が誰になりそうかに注目が集まっている。そうした中、今回のイベントは同行最大の収益源を統括することになった同氏の考えなどを投資家が知る機会を提供した。

  インド生まれの同氏は2016年にステーリーCEOが古巣のJPモルガン・チェースから引き抜き、それ以降、最高リスク責任者(CRO)を務めていた。

バークレイズの人事刷新、ステーリー氏のJPモルガン時代同僚に脚光

  コロナ危機を巡る同氏の比喩は、金融危機時の最も悪名高いコメントの1つを思い出させるものだ。07年7月に当時のシティグループのチャールズ・プリンスCEOは「音楽が鳴っている間は、ダンスを止めるわけにはいかない。だからわれわれはまだ踊っている」と語っていた。

原題:
Barclays Trading Head Cites Dancing, ‘Casablanca’ in Crisis View(抜粋)

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