コンテンツにスキップする

ロビンフッドのハッキング被害口座は約2000、社内調査で判明-関係者

  • サイバー犯罪者が個人メールのアカウントに入り込んだと会社は説明
  • 一部顧客は説明に納得せず-2要素認証にもかかわらず不正アクセス

スマートフォンを使い手数料無料で証券取引できるロビンフッド・マーケッツの顧客資金が不正に引き出された問題で、ハッキング被害に遭った口座数は2000近くに達している。社内調査に詳しい関係者が匿名で明らかにした。これまでの情報より被害が広範囲に及んでいることを示唆するものだ。

  ブルームバーグが先週、ハッキング被害について最初に報じた際には、オンライン証券会社ロビンフッドは詳細をほとんど開示しなかった。被害を受けた顧客は「限定的」で、サイバー犯罪者はロビンフッド外から個人メールのアカウントに入り込んでアクセスを得たと同社は説明していた。被害者はこの説明を受け入れる人と納得していない人に分かれている。

ロビンフッドで「口座乗っ取り」被害訴える声-会社の対応に不満

  被害をきっかけにソーシャルメディアには、ロビンフッドに電話をかけようとしたがうまくいかなかった、同社にカスタマーサービスの電話番号がないといった多くの苦情が書き込まれた。ロビンフッドは電話番号を他の手段とともに追加するかどうかを現在検討中だと、関係者は語った。同社で開設された顧客口座は1300万を超える。

  同社は電子メールで配布した資料で、「不正または疑わしい動きを報告する顧客に常に対応し、調査完了に向けできる限り速やかに取り組んでいる」とした上で、「ロビンフッドの顧客口座のセキュリティーは最優先課題であり、われわれが極めて真剣に受け止めているものだ」とコメントした。

  ロビンフッドは今週、個人口座での2要素認証を勧めるプッシュ通知を顧客に送信した。セキュリティーについて顧客への助言を拡大する計画でもあると資料に記している。

  被害を受けた人の一部は、個人メールのアカウントへの不正侵入の形跡は見つからなかったと指摘。2要素認証にもかかわらず証券口座に不正アクセスされたと述べる人もいる。

原題:
Robinhood Estimates Hackers Infiltrated Almost 2,000 Accounts(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE