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モルガン・スタンレー幹部が退社、訴訟巡る社内調査後に-関係者

  • アトワン氏は不動産取引での詐欺や虚偽説明などで訴えられた
  • 昨年末に無期限の休職となり、今年7月に雇用が打ち切られた

モルガン・スタンレーでエネルギー・インフラ投資業務を統括していたマネジングディレクターが詐欺で訴えられた後、訴訟を巡る社内調査に続いて退社していたことが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。

  関係者の1人によれば、同社とヒューストン在勤だったアフマド・アトワン氏はテキサス州で訴訟を提起された。同氏は昨年末に無期限の休職となり、今年7月6日に雇用が打ち切られたと、複数の関係者は語った。 

  この訴訟は、資産家エンリケ・ラソン氏の関連企業が不動産取引での詐欺や虚偽説明、受託者義務違反でアトワン氏や複数の事業体を訴えたもの。コリングウッドUSAとコリングウッド・ブルックシャーUSAはアトワン氏が利益相反を開示せず、複数の当事者から不正に手数料を徴収したと主張している。訴訟はモルガン・スタンレーの投資とは関係ない。

  アトワン氏は「コリングウッドとラソン氏がわれわれを相手取った根拠のない訴訟を起こしたのは信じがたい」とした上で、「私は勝訴できると自信を持っている」とコメントした。

  関係者によると、モルガン・スタンレーはアトワン氏の退社についてここ数カ月に投資家に通知していた。同社は昨年12月に3番目のインフラファンドで55億ドル(約5800億円)を調達した。同社の広報担当ローレン・ベルメア氏は「モルガン・スタンレーはアトワン氏の関与する訴訟で自社に関連する主張を否定し、裁判所で強く抗弁していく」と述べた。同氏の休職や退社についてはコメントを控えた。

原題:Morgan Stanley’s Atwan Leaves After Review Tied to Lawsuit (1)
(抜粋)

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