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ディズニーをウォーレン上院議員が批判、人員削減巡り-株価下落

  • 幹部らへの手厚い対応の一方で従業員は干されているとウォーレン氏
  • ディズニーは2万8000人削減を計画、幹部報酬などには多額資金投入

ウォルト・ディズニーが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で数万人の削減を決定したことを巡り、エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主、マサチューセッツ州)が批判した。自社株買いや役員報酬で幹部と株主は潤ったが、下降局面を乗り切る能力は損なわれたとして同社を追及している。

  ウォーレン議員はボブ・アイガー会長とボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)に宛てた13日の書簡で、「パンデミックの前も最中もディズニーは経営幹部と株主に手厚い対応をしていたようだが、最前線の従業員が干されている」と指摘した。

Interview With Walt Disney CEO Bob Iger As Shanghai Disneyland Celebrates First Birthday

ボブ・アイガー会長

  削減対象となった従業員について、毎月の賃金コストのほか、今後の医療保険料をカバーするのか質問。幹部報酬についても幾つか問いただした。ウォーレン議員は27日までの回答を期待するとしている。

  14日の米株式市場で、ディズニー株は1.8%安で終了。年初来では12%余り下げている。

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  ウォーレン議員の書簡によると、ディズニーは2009年から18年までに自社株買いに479億ドル(約5兆円)、18年と19年だけで配当に54億ドルを投じ、幹部報酬にも多額の資金を費やしてきた。

  ディズニーの担当者に電子メールでコメントを求めたが、返答はなかった。

原題:
Warren Questions Disney’s Rich Buybacks, CEO Pay Before Layoffs(抜粋)

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